政権があれば 晴れた日は、猫になりたい。

日本政治は何を活かすか 中公新書 日本再建イニシアティブ 中央公論新社ミンシュトウ セイケン シッパイ ノ ケンショウ ニホン サイケン イニシアティブ 発行年月：2013年09月 予約締切日：2013年09月20日 ページ数：304p サイズ：新書 ISBN：9784121022332 序章　民主党の歩みと三年三ヵ月の政権／第1章　マニフェストーなぜ実現できなかったのか（捻出できなかった財源／小沢が実現困難なマニュフェストを作ったのか／／マニュフェストが失敗した原因）／第2章　政治主導ー頓挫した「五策」（政務三役のリーダーシップ／閣僚委員会の混乱／国家戦略局の挫折／幹部官僚人事と行政刷新会議／「五策」はなぜ崩れたか）／第3章　経済と財政ー変革への挑戦と挫折（低迷した経済、悪化した財政／予算改革／成長戦略と増税）／第4章　外交・安保ー理念追求から現実路線へ（普天間基地問題／漁船衝突事件／尖閣「国有化」／異なる二つの潮流）／第5章　子ども手当ーチルドレン・ファーストの蹉跌（「子ども手当」という社会構想／「子ども手当」の迷走／民意とすれ違った保育政策）／第6章　政権・党運営ー小沢一郎だけが原因か（幻の政府与党一元化／リーダーシップとフォロワーシップ）／第7章　選挙戦略ー大勝と惨敗を生んだジレンマ（二〇〇七年と二〇〇九年の勝因／二〇一〇年の参院選と「ねじれ国会」／二度の惨敗とこれから）／終章　改革政党であれ、政権担当能力を磨け 二〇〇九年九月に国民の期待を集めて誕生した民主党政権は、一二年一二月の総選挙での惨敗により幕を閉じた。

実現しなかったマニフェスト、政治主導の迷走、再建できなかった財政、米軍基地をめぐる混乱、中国との関係悪化、子ども手当の挫折、党内対立、参院選敗北ー。

多岐にわたる挑戦と挫折は、日本政治にどんな教訓を残したのか。

ジャーナリスト・船橋洋一を中心としたシンクタンクによる、民主党政権論の決定版。

本 人文・思想・社会 政治 新書 人文・思想・社会