自己と関係性の発達臨床心理学 乳幼児発達研究の知見を臨床に生かす [ 石谷真一 ]
乳幼児発達研究の知見を臨床に生かす 石谷真一 培風館ジコ ト カンケイセイ ノ ハッタツ リンショウ シンリガク イシタニ,シンイチ 発行年月:2007年11月 ページ数:204p サイズ:単行本 ISBN:9784563057213 石谷真一(イシタニシンイチ) 教育学博士。
1988年京都大学教育学部教育心理学科卒業。
1993年京都大学大学院教育学研究科臨床教育学専攻博士課程満期退学。
1995年佛教大学臨床心理学研究センター専任講師。
2000年佛教大学教育学部臨床心理学科助教授。
2004年神戸女学院大学人間科学部心理・行動科学科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 発達臨床心理学の位置づけ/発達臨床心理学における自己と関係性のあざなえる二軸/妊娠期間:子供を迎える親の心/新生児期:生得的な関係形成力と関係を通して芽生える自己/乳児期:相互調整と間主観的共有によって広がる乳児の自己体験/幼児期前期:言葉と歩行によって開かれる新たな自己感と関係性/乳児期の臨床問題と心理臨床的援助/幼児期後期:遊びと語りによって開かれる私的な心の世界/自閉症とその臨床的支援/児童期:発達の場としての学校と学校における臨床問題〔ほか〕 本書は、関係性を介した心の発達過程と関係性に由来する臨床問題について著者の臨床経験を下敷きに解説した発達臨床心理学のテキストである。
養育者との間主観的体験を通して育まれる自己感の展開を、ライフサイクルに沿って乳児期から成人期に至るまで論じ、かつ世代を越えて受け継がれる葛藤の連鎖と、それを克服するための心理的支援に言及している。
発展著しい乳幼児発達研究の知見を心理臨床活動に生かす新たな心理臨床のパースペクティブを紹介する。
本 人文・思想・社会 心理学 心理学
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